こんにちは!
整体院 和-KAZU- 鎌倉です😌
今回は「施術を受けたら悪化した!?緊急時の対処法」についてお伝えさせていただきます。
腰や肩の痛み、膝の痛みまたはマッサージを癒やしで受けるために整体を利用することがあると思います。
そこで万が一受けた後、帰ってる途中や後日押してもらった場所に痛みが出てたり筋肉痛ではない嫌な感じの痛みが続く場合どうすればいいのか?
そんな場合の対処法を解説します。
施術を受けた後に起こる2種類の反応の違い
施術を受けた後、このような状態になったことありませんか?
・体がダルくなる
・筋肉の痛み
・眠気は出てくる
・全身が熱い、火照る
・ふらつき など
このような状態を感じたときに、
「せっかく施術してもらったのに、いっそうに酷くなっているかも」
「この施術は合わなかったのかも」
と思われる方がほとんどだと思います。
でも、これらに関しては全く問題ありません!
1 好転反応
整体に行った際に、よく「好転反応が出る」と言われませんか?なかなか聞き慣れない言葉ですよね。
実際、どんな反応がお体に起きるかと言いますと、「施術によって体の老廃物や歪みが修正される際の一時的に起こる不快な反応」です。
シンプルに言い換えれば、体が良い方向に変わり始めてる反応の一時の不調ということです。
基本的な原因としては
「長期的に疲労して硬くなった筋肉が急に緩んだことで、体内に溜まっていた毒素や老廃物が血液中に押し出されること」です。
それが=好転反応と言います。
全身の関節は筋肉が縮むことで初めて動くことができます。
普段の日常生活で何気なく使われている筋肉は無意識の中で勝手に疲労して凝り固まることで、関節の動きを制限してしまいます。
さらに、筋肉が硬くなれば必然的に血液の流れも悪くなり、老廃物の代謝がかなり低下します。
その結果、体のバランスをとっている関節の痛みだけでなく、肌荒れやむくみ、冷えといった様々な体の不調の原因にもなってしまう訳です。
好転反応は体が正常な状態に戻ろうとするための反動で起こる状態なので良い反応ということを覚えておきましょう!
2 もみ返し
マッサージや強揉みがお好きな方でしたら、
「もみ返し」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。また、マッサージを受けた後に痛みが出たとき、「もみ返しだから心配ありませんよ」と説明を受けた経験がある方もよくいらっしゃいます。
では、揉み返しとはいったい何なのでしょうか。
もみ返しのメカニズムは、
施術によって筋肉が傷ついた時の炎症になります。施術の力が強すぎたり、施術するべき部位ではない筋肉を刺激してしまったりすると筋肉や筋膜、靭帯などが傷つきもみ返しが起こります。
誰しも一度は経験したことのある筋肉痛。
久しぶりの運動や慣れない動きをした後に、体の変化として筋肉痛が起こりますよね。
これは運動による筋繊維の損傷を修復する際に、炎症が起こって痛みを引き起こすというものです。
もみ返しも「筋肉痛と同じように施術で筋肉繊維が傷ついて起こる」ということです。
体が筋肉繊維レベルで怪我しているのと同じです。
そのため決して見逃していいような症状とは言えません!!
もしもみ返しが強すぎたり、何度も繰り返していると傷ついた筋肉は修復される過程で、感覚も麻痺してさらに強い刺激でないと感じなくなりより筋肉も固く凝ってしまいます。
最高の悪循環ということです。
もみ返しは体が傷ついている警告サインで、好転反応は体が正常な状態に戻ろうとするための反動で起こる症状と覚えると良いと思います。
それぞれの対処法は?
1 もみ返しの場合
もみ返しと好転反応ではそれぞれどういった対処をすれば良いのか、一番ここが悩むポイントだと思います。
もみ返しが起きた時にやるべきことはアイシングです。
もみ返しは筋肉が傷ついて炎症を起こした状態ですので、基本的にピンポイントで痛くなるケースが多いのでアイシングで冷やすようにするのがベストです。
なぜアイシングが有効なのかというと、これももみ返しのメカニズムに理由がありますが、筋肉が傷ついて炎症を起こしているからです。
症状を今すぐ軽くするためには、とにかく筋肉の炎症を抑えることが効果的になります。
アイシングというのは冷やすことによって毛細血管を収縮させ腫れや痛みを抑える効果があるため、あなた自身でももみ返しの症状を軽くできます。
次に、2日経ったら温めましょう。
医学的には炎症を起こした場合、冷やすのが通例となっていますが、それでも冷やす期間はせいぜい48時間です。そのため、2日経ったら患部を温めるようにしましょう。
2 好転反応の場合
一方好転反応は、あなたの体が正常な状態へと戻ろうとする一時的な反応ですが、それほど普段の日常生活やお仕事で偏った体の使い方が根本的な原因です。
普段の日常生活で何気なく使われている筋肉が凝り固まって関節の動きを制限してるせいです。
・運転やデスクワークで座り姿勢が長い
・立ち仕事で偏った姿勢が多い
・運動はするけどアフターケアを全くしない など
好転反応の症状が不快だからといって薬などで抑えたりしてしまうと、体の不調の根本的な原因が取れず、逆に体の不調が長引いてしまう可能性がありますので注意が必要になってきます。
筋肉が固くなるのを予防かつ解消するには、疲労して硬くなった筋肉に対してのセルフケアがとても有効です!セルフケアは、筋肉を伸ばすストレッチ、もみほぐすがお勧めです!
まとめ
もう一度整理すると
もみ返しは施術によって筋肉が傷ついた際に出る症状、好転反応は施術によって体が正常なバランスに戻ろうとする際に出る症状で決して悪いことではないことが分かったと思います。
体の痛みや不調の根本原因は筋肉の固さにあるため、あなたの状態に最適なストレッチは施術者に教えてもらってさらに筋肉が固くならないようにケアをしていくことが重要です。
当院は患者様一人一人の原因に対してのセルフケア方法を指導させていただいております。
もしあなたが、このようなお悩みがあるなら、一度、私に聞かせてください。
あなたの症状を改善するために全力でお力になります。
最後までお読みになっていただき、ありがとうございました☺️